戦前の三重県立津高等女学校では、
毎日、日誌を毛筆で書くことを義務付けられてゐた
と以前、母から聞きました。
卒業する頃には全員、その書道の先生と同じ字になる様です。
そのやうな学校生活を送る事が出来た戦前の女学生に憧れます。
パイロットペン習字は4名の先生の書体を選べます。
この度、B系の鷹見芝香先生の本を手に入れました。
好きな書体です。
私はD系の小林龍峰先生の字は好きではありません。
これは好みですから、誰が正しいといふ訳ではないのです。
毛筆手紙文は、古筆と比べれば練習する気にはなれませんが、
内容が実用的なので購入しました。
パイロットのペン習字の手本は
全て、この4名の先生のお弟子さんが書かれたものですから、
元祖の書体を学ぶのが一番だと考へてゐます。