 ↑萬葉秀歌(上巻・下巻)
万葉集の知識のない自分に気づき、慌てて、本を探します。わたしが選んだ入門書が齋藤茂吉の万葉秀歌(上・下)。齋藤茂吉自身が書いた当時の儘の旧漢字・旧仮名遣ひの原本が欲しくてアマゾンで見つけました。四国の古本屋にとても良い状態で残つてゐました。日頃、デジタルを否定してゐますが、パソコンのお陰で古本屋を全国歩いて探してゐるやうでは絶対に見つからない、状態の良い古本が手に入る時代です。右側のパラフィン紙に包まれた上巻は当時の岩波新書はみなかういふカバーでした。文庫も同様でした。それが堪らなく好きなんです。
昭和10年初版で 昭和13年発行のものでした。 私の宝物です。
by mantaiya
| 2015-09-23 09:02
| 本
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